やらなければならなかったこと/「トランス」

 こんにちは!劇団木霊2年代、本公演「トランス」では舞台監督を務めます紫藤拓磨(シトウタクマ)です!よく勘違いされるのですが、シドウではなく、シトウです。ここ間違えられると毎度訂正すべきか訂正するのはキモいかなとか考えちゃうんですよね。最近はもういっそわかりやすい芸名に改名しようか悩んでます。進藤とか。

てか、そんなことはどうでもよくてですね!ついに!!2020年本公演「トランス」の情報が公開され!!!予約開始しました!!!!

 情報公開後初のブログで何書けばいいのかめちゃくちゃ悩んでますが、スタッフブログのコンセプトからずれない限りで何かしら舞台監督の魅力を発信できればなと思います。舞台監督の魅力ってなんだよ。

 画像は懐かしきコンクリのアトリエ。この公演の後平台を敷きました。
 
 こう言っちゃアレですけど、舞台監督のスタッフブログは真面目に書いていくとつまらない講義みたいになっちゃうんです、、。なので、少しでも魅力的に紹介できたらなとは思うんですけど、音照映像みたいにカッコいい画像やこれ!みたいなわかりやすさがないので難しいですね。舞台監督は本番週に入る前は主宰、演出家と連携してスタッフを指揮したり、指示したり、取り纏めたりするいわばスタッフの責任者みたいな人です。カッコつけるとスタッフのドンですね。
 木霊の場合ですと、各セクションの〆切にリマインドをして、全体の流れに遅れが出ないように調節します。あとは通しにはきちんと参加してその時までのスタッフの進捗を確認したり、ランタイムを計ったり、、、。そんなこんなで、裏でいろいろやってます。なんかすごく文章にしづらいし、いざ文章にすると結構ダサイですが、個人的には大切な役割かなって思ってます。
画像はいつぞやの通しのランタイムです。今ですと休憩を挟んだりなんだり、いろいろ考えなきゃならないタイムですね。
 舞台監督が忙しくなる、というか余裕がなくなるのは本番週ですね。本番週、舞台監督はめちゃくちゃ忙しいです。仕込みに始まり、場当たり、本番、気は抜けないですね。場当たりでは音、照、映像が入るきっかけをそれぞれ返していくんですが、これが実際合わせてみるとうまくいかなかったり想定と違ったりで結構時間食います。そんな中でのスケジューリングだったりも舞台監督の仕事です。今回、時間も限られている中で、うまく場当たりを回せるでしょうか、プレッシャーで死にそうです。あ、仕込みも舞台監督は大変です。いろいろやることがあるので文章にしづらいんで、隠れた努力をいくつか画像で紹介しようかなって思います。
ハケ裏が暗くならないように赤ポチを設置するのですが、これがまぁ光が漏れないように調節するのが意外と大変なのです。
煌々と光る赤ポチです。めちゃくちゃ芸術的に光ってます。
隠れた努力その② もういっそ新しいの買おうや。

 本番、開場、開演の判断を舞台監督がします。客入れの準備ができていなければ開場の時間を伸ばす判断をします。制作さんから未着のお客様の連絡等あると、開演押しを判断します。舞台を観に来て、「なぜ定刻で開場、開演しないんだ!?」と思ったことがある方、裏では舞台監督がなんらかの判断を下してます。ごめんなさい。

 そんなこんなで舞台監督の仕事を色々と紹介してきましたが、ここで衝撃の事実です。実は私、舞台監督の経験がありません。えらそうに紹介してごめんなさい。見返すと、苦労しました感を出して紹介しているのが本当にむかつきますね。正確に言うと外小屋で舞台監督補佐を経験したことがあるのですが、それだけです。正直、オファーを受けたときはめちゃめちゃ不安だったし、何していいかわからんしでしっちゃかめっちゃかでした。でも、コロナで色々と演劇界隈の情勢が変わりました。劇団木霊も例を漏れず、色々と変わりました。この変わっていく中で何が自分にできるのか、何が自分に求められていたのか、色々と考えに考えて「あぁ、これは僕がやらなきゃならんのだな」って感じで始めました。使命というよりは諦めに近い感じもありました。しかし始めてみるとなんだか使命感のようなものに駆られはじめ、意外と真面目に動いている自分がいました。なんと言うか、主宰はそういうところも想定して僕を選んだのかな、なんて最近は考えたりもします。アトリエでの活動再開に先立ってガイドラインを作ったりなんかもしました。えっへん。まぁなんというか、今は「俺がやらなきゃ誰がやる!!」ってマインドでやってます。そんなこんなで舞台監督の紹介ブログを締めようと思うのですが、なんというか雑に終わってしまいましたね。なんとか魅力が伝わっていると嬉しいです。
先日食べたお肉です。食べてから撮ろうと思いました。なんとも残念な締め方ですね。それではさようなら!本公演、楽しみにお待ちください!


劇団木霊2020年本公演
「トランス」
主宰 | 菅原茉利奈
作・演出 | 弁象庵
Coming soon...

劇団木霊

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