スタッフブログ第4弾です!
劇団木霊本公演『YOKO』で舞台美術をいたします68期の星りこと申します。
スタッフブログですが、私は舞台美術に関わって日が浅いです。このブログは、バンビちゃんがくだくだ話しているなあという感じで生ぬるくご覧下さい。🦌
🪅×3の3部構成です。
日は浅いですが舞台美術、
舞台美術って魅力的です。
🪅1
舞台美術トップの仕事は、
①演出家の方ののオーダーを受けて
②それを実現させるための具体的な数字(お金とか寸法とか時間とか)を決め、ながらデザインを決め、
③補佐の方々と一緒に実際に組み立てていく
というものです。多分
まず、わは〜〜という感じで①②をやります。
とてもハイカロリーですごい ! 作業です。
お金と時間...数字
先人たちの知恵を借りるためにPinterestやYouTubeに浸り、街並みを眺めながらイメージを膨らませます。膨らませたイメージたちは現実の壁に阻まれたりして霧散したり、します。
沢山絵を書くので絵が少し上達します。
一人でやったみたいな口ぶりですが、それはそれは沢山の方々のお世話になりました....。
次は③です。
私は ここが大好きです。これが好きです。木を測ったりビスを打ったり色を塗ったり。個人的な感覚ですが、あるべき所にある気持ちになります。さらに買い出しに行く名目で合法的にビバホームの冷気と匂いに包まれていられる!!巨大な物品たちに包まれたり舞台作業をしたりしていると心中とても穏やかだし、精神統一の心持ちです。
①②③と通して補佐の方々や先輩方には頭が上がりません。すみません。何でも相談してね!に甘えて色んな方々のチャイムを押しまくり、お世話をしていただいておりました。沢山ご迷惑をおかけしました...。
🪅2
....舞台美術とは何でしょう。
素人ながら考えます。
役者の方々の行動に干渉するものであり、場を作るものであり、作品の中に染み込んでいてほしいものであり、目に飛び込んでくるものであり、そしてそれのみでは決して完成しないもの....詩的であり、オルタナティブなもの....(????)
???
🪅3
舞台美術は、立体なのですね。平面も素敵ですが、目の前に触れるものとして出現するのです。これはすごいことです。脚本を制限したり広げたりする装置....
いいですよね。感覚に働きかけますね。アトリエの扉をくぐるとそこはゆらゆらと何かが通底した別世界なのです。
地の利を活用していて、脚本、衣装を纏った役者の方々や演出にすっと溶け込んでいたりしたら、そしてその上に音響映像照明が重なれば、(舞台美術は舞台美術セクションでは完結しない!!)この上ない気持ちになるのでしょう。
ぼんやりしながら、でもやることの質感はかっちりと重めなところが均整取れていて、素敵だなぁと思います。
劇団木霊2021年本公演
『YOKO』
主宰 | 目黒ほのか
演出 | ユリアヤ
脚本 | マツモトタクロウ
日時 | 2021年 5月21日~24日
21日(金)17:00~
22日(土)12:00~/17:00~
23日(日)12:00~/17:00~
24日(月)12:00~
料金 | フリーカンパ制
観劇方法 | 生配信
ご予約 | http://ticket.corich.jp/apply/111442/028/
出演 | 大石水月
岸香保里
富樫萌々香
細谷天歩
ユリアヤ
演出部 | スミタシオン 内藤響子 弁象庵 麗乃
舞台監督 | 菅原茉利奈
舞台監督補佐 | 橘美海 藤枝拓磨
舞台美術 | 星りこ
舞台美術補佐 | 内山泰輝 河合咲良 清水雄大 髙橋陸生 田中香穂 藤枝拓磨
音響 | 公©︎
音響操作 | 波多野比奈
音響補佐 | 飯田櫻子 前田朱音 立念法師
照明 | 弁象庵
照明操作 | 麗乃
照明補佐 | 内山泰輝 鏡原すず 清水雄大 深見莉子 福島未悠 幸
映像 | 目黒ほのか
映像オペ | 立念法師
映像配信 | 目黒ほのか
衣装 | 久保友理亜
衣装補佐 | 笹田伶 下野はな 橘美海 目黒ほのか
制作 | にいづま久実
制作補佐 | 樹田ひなた 重村眞輝
宣伝美術 | 深見莉子
宣伝美術補佐 | 久保友理亜 スミタシオン
WEB | 飯田櫻子
WEB補佐 | 鏡原すず
撮影 | 深見莉子
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