仲良し(左がわたし、右は簑西)
どうも、こんにちは。
初めまして、劇団木霊65期の西村智翔です。
五月下旬にて行われる劇団木霊本公演「グレート・ギャツビー」では
ジョージ・ウィルソンという役をやらせていただいています。
今回、ブログを書くよう主宰に頼まれたのですが、なんとも書くことが思いつきません。
そこで私が稽古を通じて思ったことや考えたこと、はたまた人生についてつらつらつれづれなるままに書いていこうと思います。
今作の稽古は劇団木霊が本拠とする大隈講堂裏アトリエにて行われています。
そこは元々倉庫だったらしく、お化け屋敷のような風貌が特徴的な建物です。
その中はなんということでしょう。
空気はそんなにいいものではないし、冬は寒い、夏は暑いという三本立てになっています。
この環境はあまりいいものではないと思います。
ですが、
わたしにとってはなんだか居心地のいい場所と感じます。
人間とは不思議なもので愛着がわけばどんな場所であろうが、素晴らしい場所に感じるのだと思います。
たとえそこが暑かろうが、寒かろうが、お化け屋敷であろうが…。
まぁこれは個人的な感情はなので、
他の人が良いと思っているかはわかりません。
110円のわたし
さて、そんなアトリエにて私たち役者陣は稽古に邁進しています。
稽古の雰囲気はよし。和気藹々です。
役者同士の仲、よろしい。
私の体の硬さ、おおむねよろしくない。
毎回稽古を重ねていく上で思ったことは
自分の演技はどこまでお客さんに受け入れられるだろうかということですかね。
私は演技をする時に、極力、自然な演技、つまり力が入り過ぎず、違和感を生み出さない、そしてスーっと頭にセリフが入ってくる、そんな演技を意識しているのですが、それをお客さんがどのように見るか、好意的に捉えてくれるか、もしくは否定的に捉えるか、そこらへんをずーっと考え続けてしまいます。
もちろん、それ以外にも考えなきゃいけないことはたくさんあるので、これで終わってしまってはいけないのですがね。
例えば、私が演じるジョージ・ウィルソンのこと。
彼を演じる上で難しいのは彼の妻、マートルとの関係性ですね。
細かい内容を言ってしまうと、ネタバレとなってしまうので、言わないのですが、
夫婦関係によくあるぎくしゃくとした感じをどうやって表現すべきか悩みましたね。
そのぎくしゃくは何故生まれたのかとか、ジョージとマートルにはどのようなすれ違いがあったのか、そしてそれらをどのよう表現すべきかとか。
これは考えれば考えるほどわからなくなってくる。
なんだか最初の稽古で思いついたことが、次の稽古で別の物に変えた方が良いんじゃないかって思うことは多々あります。演劇って、おもしろっ!!
さてさて話がうようよニョロニョロしてまいりました。
これでとりあえず終わりにさせていただきます。
もし最後まで読み進めていただけた方がいたのであれば、
「ありがとうございます」という言葉を激プッシュして筆を置かせていただきます。
ありがとうございました。
劇団木霊2019年本公演
『グレート・ギャツビー』
主宰|マツモトタクロウ
潤色・演出|高嶋友行
原作|
F. Scott Fitzgerald
『The Great Gatsby』
5月24日(金) 19:00〜
5月25日(土) 14:00〜/19:00〜
5月26日(日) 14:00〜/19:00〜
5月27日(月) 19:00〜
【出演】
箕⻄祥樹
原田かづね
渡辺大成 ⻄村智翔
森本あお 岸香保里
高嶋友行
【スタッフ】
演出助手|内山泰輝 瀬川花乃子 宮崎樹里愛
舞台監督|内藤響子
舞台監督補佐|木村のばら
照明|柴田大河
照明操作|内山泰輝
照明補佐|福島未悠
音響|宮崎樹里愛
音響操作|瀬川花乃子
音響補佐|髙久瑛理子
映像|濱瑞希
舞台美術|廣瀬楽人
舞台美術補佐|重村眞輝 田中香穂 内藤響子 南谷風太
衣装|水無月光梨
衣装補佐|襟花 木下茉莉 田中香穂
制作|マツモトタクロウ
制作補佐|重村眞輝 丸山怜音
宣伝美術|渡辺大成
宣伝美術補佐|⻲川ふみか 本田百音
WEB|森本あお
【料金】
入場無料(フリーカンパ制)
【会場】劇団木霊アトリエ(早稲田大学大隈記念講堂裏)
(1)JR山手線高田馬場駅より都営バス早大正門行き 終点 「早大正門」下車すぐ
(2)地下鉄東西線早稲田駅より徒歩8分
(3)都電荒川線早稲田駅より徒歩10分
詳しいアクセスはコチラ
http://blog.gekidankodama.com/?eid=1428168
【ご予約】(西村予約)
URL:http://ticket.corich.jp/apply/98485/011/
【公演情報】
webサイト|http://gekidankodama.com/
原作はアメリカ作家のF・スコット・フィッツジェラルドが書いた「華麗なるギャツビー」となっており、いまをもっても読まれ続け、映画や舞台などでリメイクされ続ける有名な作品です。
そんな作品に私は貧困層に住む自動車工のジョージ・ウィルソンとして挑戦してみました。
知っている人は知っているのですが、ジョージ・ウィルソンは悲しき人物なのです…。
ラストに続くシーンがとにかく見ている人の胸に響いてくる…かもしれない!
そんな作品を良かったら是非見に来て下さい…!
来てくれたら、飛び上がって喜ぶ...。
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