どうも、『トランス』で照明を務めます、小川大河です。
私を皮切りに、今後は水曜日と日曜日の週2回、スタッフについてのブログが更新されるようです。(私は金曜日)ぜひお楽しみに!
さて、そんな第1弾として書いていく訳ですが、何を書こうか迷っています。なんせ、私昨年書いちゃったので。
これは以前旅行に行った時の写真です。しめなわをされている岩と滝の辺りが1番光が当たるようになっています。そこに斜め前から光を当てることで荘厳さを強く押し出しているように感じます。こういうように強調したり、逆に見えなくすることを照明は目指してるんだと思います。もっといい例えを先述のブログでやっているので、気になる人はそちらを。
劇団木霊ではアトリエをもっておりそれを自由に使うことが出来るので、公演によって様々な舞台や衣装があります。それによって照明も変わります。
なんか怪しいですね。
彼女は何をやっているんでしょうか。
これは別の意味でアヤシイ。
最近はピンクよりも薄めのオレンジの方がえっちだなと思うようになりました。
これも怪しい集会みたい。
なんだ私あやしいの好きかよ。
後ろの電飾がいい味出してます。
赤と青と紫の世界。そこに蠢く黒と肌。
LEDのミラーボールをつかってます。
後ろの上の方にある赤と青の光は、パトランプ(パトカーの上にあるランプ)です。
純粋にわての好きな写真。(仕込み中)
いい筋。
こんな風に様々な照明があります。照明をどのようにするのか決めるのが、照明プランナーです。
照明プランナーは、演出や役者の芝居だけでなく、舞台、音響、衣装など、1つ1つのセクションが作りあげた世界同士を繋げられる存在だと思っています。いわば、調和役ですね、それでいて表現をするんです。どうですか、かっこよくないですか?
照明プランナーが世界を創り出す人だとすれば照明オペレーターは、芝居をやる瞬間に世界を造り出すひとです。役者の芝居や音響とタイミングがあってハマった時はハイタッチしたくなります。できないけど。
それぞれの仕事内容や詳しいことは、先述のブログに書いてます。よろしければ是非。
最近照明をやってて大事だなァと思うことがあって、それは自然を見ることです。私たちは、この世界を演劇というフィクションの世界に作ろうとしています。この世界のことをよく観察していないと、それを演劇にうつせないなぁ、いやうつせないことも無いけど、知っておいた方がいい照明が作れるんじゃないかなぁ。
何となく、ほんとに何となくですけど、この写真、『トランス』って感じがします。まだ芝居を見てないんですけど。私の中ではこの写真をモチーフにした照明を、どこか1シーンでも入れられないかなぁとか考えてたり。ここまで読んでいただいた人は『トランス』見て、そんなとこも楽しんでもらえれば嬉しいです。
あーあ!結局自分の喋りたいこと書いちゃった!わかりやすくもなければなんも説明してない。照明について詳しく知りたいひとは、昨年の私が書いた先述のブログを是非!
(これしか言ってねぇ)
そして、もしよろしければ『トランス』を是非ご覧下さい。こんなご時世ですが、劇団員一丸となっていい作品を皆様にお届けできるよう頑張っています。
ではまた!
劇団木霊2020年本公演「トランス」
主宰|菅原茉利奈
作・演出 | 弁象庵
Coming soon....
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