gekidankodama

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feat. こだま

はじめまして、翠と申します。翠って書いてあきらって読むの、ちょっと珍しめだと思うのでこの公演で定着させたいなと意気込んでいます。はじめまして、はじめましての方に向けてこのブログは書いています。どうでもいいんですが先日別の場所でブログ書いたばかりでして、もう知り合いにブログみられるの恥ずかしい。ので予防線ですこれ、これははじめましての方向け。劇団木霊を、選ぼうとしている人、選ぼうか悩んでる人、に向けて私が劇団木霊に入るまでと入ったあとちょっとのことについて書こうと思います。劇団木霊の入口に足をかけている人の背中をぶったたきたい気持ちはあります。たたけますように〜🌱新歓しーずん1年前の4月4日、私は劇団木霊アトリエにはじめて足を踏み入れました。それはそれは緊張しました、まず迷いましたし。めっちゃ湿度高い日で、わさわさの葉っぱに囲まれた建物は床が固くて、冷たさがびしびしきてて、足元で平台が軋んでいて、その空間はかなり怖くて、でも結構わくわくしました。お試し稽古!走って跳ねて踊って止まって生きたり死んだり笑ったり泣いたり生きたり死んだりこんなことを繰り返していたらいつか自分は筋肉もりもりになってしまいそうです。(実際は全然なりませんでしたので心配は無用です。)何回か新歓イベントでアトリエに出入りをして、ここで演劇したいかもと思ってきました。それでそれで5月28日に、私は劇団木霊に出会いました。劇団木霊は、見つけたとか入ったとかいうより出会ったに近いなと思ったりします。この日になって、黒い壁にコンクリート打ちっぱなしの、蒸し暑くて虫もいて、天井が低くて扉が荘厳な劇団木霊アトリエに出会ってしまいました。クラシックが流れていて、煙が充満していて、立ち姿の綺麗な役者が次々舞台に現れて、開演したら爆音と眩しい照明がぐわんってついて、私のはじめて出会ったアトリエは「職業的天使の祈り」の形をしていました。(去年の本公演ですね。今年の「牡牛座の群島」もこれくらい皆さまの印象に残る舞台にするべく、鋭意創作中でございます。)この辺でもうカレンダーの6月11日に"木霊入団"と入力しました。

吐く息/『牡牛座の群島』

しょうめい/『牡牛座の群島』

今年の酷暑に先立つ陽気ですね。春服なんて括りはいずれ無くなるんじゃあないでしょうか?昨年に引き続きブログを担当いたします69期立山亜佑と申します。昨年の本公演では舞台監督として参加しましたが本年度は念願の照明としての参加となりました。さて、この照明というのはじみーなセクションでして、音響とか映像とか衣装とかは「センスがいい!」とかなんとかお褒めの言葉を頂いているのを横目で確認しているのですが、「いい照明でしたね!」と言われることは同業者を除いて基本的にありません。みなさんも「いい照明」なんて言われてもピンときませんよね?照明ってなにをしているのかしら…ちょうどいいので照明が完成するまでの道のりをご説明しようと思います!🌟プラン組み🌟 プランというのは作品の中で照明がどう光るか、どんな空間を作るか決めることです。演出家さん脚本家さんからイメージを聞いたり相談することもありますが時に「好きなようにやっちゃってテヘペロ♪」みたいなことを言われど、どーしろと!となることもしばしば。たとえ「こんな風にしたい!」と思ってもまだまだ初心者。手札が少なさ嘆きつつも自分のできる範囲でやらなくてはなりません。また予算や劇場のサイズでやれることも変わってきますから、「やりたいこと」と「できること(自分の能力)」と「できること(物理)」のバランスをできる限り取れるようウンウン悩みます。ここが1番すり減ります…🌟機材発注🌟 必要なものを頼むこと!以上です!大事なのは何度も数を数えること…!〜ここから本番週!〜本番週というのは仕込み+場当たり・ゲネ+本番を合わせたもののこと。ここを乗り切るために私は馬場のドンキでユンケルを買いだめします。🌟仕込み🌟まっさらな状態の劇場を公演ができるようにしていきます!照明のお仕事は主に二つ、照明機材を吊るし、必要なところに向けるシュートという作業をします。これが大変。先日私が照明を担当した演劇倶楽部「バカンス」では50灯ほどの灯体を吊りましたが普通か少ない方…?そして脚立に乗っての作業のため慎重に、かつ時間通りに終わらせなくてはなりません…!おわらねぇっ!と叫びながらえっさほいさと肉体労働…1日目にしてHPが半分近く減ります😭