マカロンのおきゃくさま

演出助手目黒ほのかです。
座組ブログ二周目のお題は「の」なワケですが、何書いたらいいんじゃーーと頭を抱え、普段から色々書き溜めているスマホのメモ見返してみたら、目に入ったひとフレーズがありました。


「マカロンのおきゃくさま〜」


自分は仙台の高校に通っていたのですが、仙台にはマカロンがおいしいことで有名な「kazunori ikeda」さんというパティスリーがあります。ダウナーな精神生活を送っていた高校時代の学校帰り、母のお使いか何かで立ち寄った店内はとても柔らかい白光で満ちていて、ショーケースの中に色鮮やかなマカロンがプライドを持って並んでいました。
それで、いくつかのマカロンを買ったんですよね。「ピスタチオとフランボワーズ、ください」
包装を待っているあいだ店内のやさしい焼き菓子を見つめていたら、ふと


「マカロンのおきゃくさま〜」


って呼ばれたのです。瞬間は何の違和感もなかったのですが、しだいにジワジワとクレッシェンドされながら頭に鳴りました。あ、今自分は思春期の過剰な自意識をマカロンにくるまれたな、とかカッコつけて思って、なーんだ、自分ってマカロンのおきゃくさまなんじゃーんとか思って

あの時マカロンを「私」を包む包装紙に変身させてくれたのが「の」でした。もっと言葉を足しても良かったろうに、「の」だけだったから、ちょっと強引に、前後の境界線を曖昧にしてくれたというか。


そういえば、「の」は、形もいいですよね。へのへのもへじでは目を担っています。つぶらな目。


マカロン👁おきゃくさま
地獄👁ユーモア

👁がレンズだとすると、
お互いがお互いの実像みたいだなあ、とか


分かったようなこと言うけど全然何にも分かりません。下は「の」と目が合うなって思って稽古場で撮った写真です。

「地獄のユーモア」
作・演出| 奥手前
|日時| 
2/14 19:00
2/15 14:00 / 19:00
2/16 14:00 / 19:00
@下北沢スターダスト
一律1000円

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劇団木霊

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